イベント参加体験レポート 第3回 Tableau 和Vizユーザ会 データアナリティクス勉強会 ~夏~ 海に関するデータを分析&可視化してみよう


JTUGサポータズのmamma_dsです。
みなさんは、Tableauの「グループワーク」や「もくもく会(各自でViz作成)」に参加したことはありますか?知らない人とZOOM等で話をするのはちょっと抵抗感があると思います。
少しでもみなさんの不安を解消して一歩踏み出すきっかけにならないかな?と思い、実際にドキドキしながら初めて和Viz(2021年8月17日)に参加した体験レポートをお届けしたいと思います。
他にも参加体験レポートを書かれている方がいらっしゃいました。
DATA Saberの旅路 第2週目 【ユーザー会のイベントに参加しよう】
JTUGRadioNight でもご紹介。
Youtube JTUGRadioNight #34 〜第3回和Vizユーザー会 海の潮位データ分析〜

イベントの概要 和Vizとは? 今回はどんなことをしたの?

和Vizユーザー会とは

なるほど、「親しみやすいテーマ」いいですね!!サンプルスーパーストアに最初は親しみが持てなくて、なかなか使ってみようと思わなかったです。Tableauのスキル向上ではなくて、データ活用のスキル向上を目指しているのに何か深い想いがありそうです。

今回はどんなことをしたの?

テーマは「海の潮位」と「釣れた魚(釣りペディア)」の分析&可視化でした。
TechPlayの案内はこちら
アーカイブ(動画)は非公開。参加者同意確認が困難なため(ZOOMのため参加者が映ってしまうことも)
今回、参加者のみなさんが作成されたVizはこちら

https://public.tableau.com/app/profile/yoshihito.kimura/viz/8173TableauViz/1
  • データ分析のステップ説明
  • グループワークの説明
  • データの説明
  • グループワーク(1チーム5人くらいでみんなでViz作成)
  • 作成したViz発表と講評
  • 懇親会(自由参加)

どんな人が参加しているの?

第3回なので常連さんばっかりかと思っていましたが、初めて参加される方も何人かいらっしゃいました。そんなにTableauを使いこまれていない方から、よくイベントで見かけるベテランの方もいらっしゃいました。

最初にまとめ

  • 最初にデータ分析ステップ(最初はざっくりデータを見てそれからブレイクダウンしましょう)の説明がありこれだけでも聞くと勉強になると思いました。
  • グループワークは1チーム5人くらい。初対面なので緊張しますが、誰かしらリードしてくれる人がいるので、どうにかなると思いました(たまたま?)。今回5人中2名が耳だけ参加(いろいろ事情があるのでしょう、発言できないとのことでした)でした。そんなのあり?とも思いましたが、見学枠を作るというのも抵抗感がある方には「様子がわかっていいかも」と思いました。
  • 1時間でタスク決め、データ確認、Viz作成を行うのは結構大変です。鍛えられますね。また、ベテランの操作や進め方を見れるのは良い機会だと思いました。
  • 作成したVizの発表も緊張しますね。講評はいいところ拾ってくれます。講評を聞いていてすごく気持ちがよかったです。いろいろ突っ込まれると勉強にはなりますが、凹みますからね。気分よく終われるのはいいですね。

まとめだけでも、雰囲気がつたわりましたでしょうか?
では、もう少し詳細のレポートを続けてどうぞ!!
当日の画像は主催者にご協力いただいて入手しました。

最初にデータ、分析方法の説明をしてくれます。これだけでも勉強になります。

最初に主催者から今回活用するデータ(潮位)を使って分析ステップを説明してくれました。
説明用Vizはこちら
まずは、「データ件数を把握しましょう」。なるほど、最初にどれくらいのデータボリュームなのか把握しておくのはいいことですね。思っていたデータ件数と違うと何か読み込みやデータ処理を確認する必要や規模感がわかるので、Viz作成の参考にもなりますね。なかなか独学だと気が付きにくい視点だと思いました。

徐々に分析&可視化を進めて最後にこんなVizを紹介しくれました。日本各地の潮位干満差です。円が大きく、濃いところが潮位干満差(海の満ち引き)が大きいところでです。日本海側は潮位差が少ないですね。日本各地でこんなに差があるのですね。このように可視化されるとわかりやすいですし、面白いですね。いきなり、これを作れと言われても難しいですが、ステップに分かれているとできそうな気がします。これアーカイブ(録画)公開してくれるといいのにな。

ちょっとドキドキ グループワーク→発表

知らない人とのグループワークは最初が一番緊張するよね

5名くらいで1つのグループになるようです。どのグループになるかは幹事の方が決めていたようです。ZOOMのブレイクアウトルーム機能でそれぞれの部屋に移動してグループワークが始まります。全員面識がない人でした。カメラは全員オフでしたので、顔もわからず。カメラをオンにするかは個人の自由かと思います。

耳だけ参加!そんなのあるんだ!5人中2名の方が耳だけ参加(電車の中とか?)でした。実質3人ですね。なかなか知らない方と話をするのも抵抗感があると思います。他の方のVizの作り方をみるのも勉強になるので、見学枠があってもいいかと思いました。でも、初回はに見学するにしても2回目はViz作成に参加された方が見ているだけより、もっと勉強になるのでは?大変だけど楽しいと思います。

話していると段々雰囲気で役割が決まってきます。画面共有されませんか?と問いかけても「Tableauの操作はちょっと。。。」とのことだったので自分が画面共有を行いました。後は、どんなViz作成する?とか、何を可視化するとか?話しながらViz作成を進めていきます。

初見データはちょと難しいけど面白い

規定演技と自由演技のどちらかを選ぶことができます。規定演技は「いつ、どこにいけば、何がつれるか分析する」です。釣果には潮位も影響があるとのことで、釣果データと潮位データそれぞれを結合して分析することになります。釣果データだけで分析も可能です。実際は用意されたデータが「潮位データ」、「地点マスタ」、「潮名データ」、「釣果データ」と4種類あり、それぞれを結合します。準備をしてくださった皆さんには感謝しておりますが、1時間で4データ結合でViz作成はちょっと難しくないですか?本来なら、結合前に各データソースを確認したいところですが、それだけで1時間くらいかかりそうなので、いきなり結合してViz作成にとりかかりましたが、やっぱりはまりました。結合が悪いのか、データなのかわからず、みなさんと相談しながら結合前のデータを確認しました。調べると、それどれのデータ日付範囲や地域範囲が全然違っていました。結合して使えるのはわずかなデータだけでした。迷っているときは苦しいですが、道が開けた瞬間はうれしいですね。

他の人の操作をみているだけでもすごく勉強になる

終了後、一緒のグループだった方からツイートがありました。他の人の進め方やTableauの操作を見る機会が今までなかったですけど、いろいろ発見があって面白かったそうです。確かに、他の人の操作を見ると「え、そんなことできるの?」と発見することも良くあります。

時間配分を考えながらViz作成は慣れが必要かも

気が付くとグループワーク終了10分前だったりします。今回は、10分ほどの時間延長があったので救われました。自分の感覚ですが、以下のような時間配分を考えながらできるといいなと思いました。シートを作りすぎちゃうとまとめができなくなりますね。自分は探索型を作ることが多いです。説明型だとまた違った配分になるのかな?
・自己紹介&役割分担決め:5分
・Viz可視化のテーマ決め:5分
・データ確認:10分
・シート作成:20分
・ダッシュボード仮組:5分
・シート修正、アクション設定、ダッシュボード見た目調整:15分

発表は緊張もするけど、Vizのいいところを拾ってくれるのでちょっと気分がいい

最後は、各グループから代表者が数分のViz発表を行います。トップバッターだと何を言っていいのかわからないですが、そんな時は、ちょっと整理しているので後にしてくださいとか言えば多分、聞いてくれそうです。何に着目して、どんなVizを作り、どんな使い方・見方を想定しているかを話せばよいかと思います。
発表が終わると、主催者が講評してくれます。この講評がすばらしく、いいところを拾ってくれます。きっと人柄なんでしょうね。「色使いがいいですね」、「着目点がいいですね」、「思い切って可視化を減らしているのがいいですね」、「見たいものが見れて実用的ですね」。全部肯定表現なので聞いていてすごく気持ちがいいです。ぜひ、この気持ちよさをみなさんにも体験してもらいたいなと思いました。勇気をだして、発表してみましょう。

懇親会:もっと気軽に参加して頂けたらいいのになぁ 

懇親会は参加者の1/2~1/3くらいが参加されました。フリートークも緊張しますよね。懇親会はZOOMのブレイクアウトルーム機能を使ってテーマ毎の部屋に分かれます。「Viz作成相談」、「次の和Vizテーマ」、「データ分析推進相談」等です。テーマが決まっていると話しやすいですね。自分は「雑談部屋」に行こうと思っていたら誰も行く人がいなくて躊躇していたところ、同じこと思っていた方が「雑談部屋に誰もいない]と言われたので、「じゃ一緒に行きましょう」と誘って3人で雑談してました。初対面かつテーマが無いとちょっとプレッシャーなのですが、出身地とか、コロナとか、どんな仕事してますか?とか話しやすいことを聞きつつ、共通点を見つけられると話しやすいですね。共通点探しって大人は難しく考えるけど、小学生は目が2つとか、口が1つとか答えるそうですよ。身近な些細な共通点を探してみると話が弾んで楽しいかと思います。

Language »