フリーランスとJTUGの強い味方!JTUGゴールドスポンサー PE-BANK様のご紹介

皆様こんにちは。

JTUGのゴールドスポンサーであるPE-BANK (https://pe-bank.jp/) の高山様、八重倉様、進藤様へインタビューを行いましたのでご紹介させていただきます。

PE-BANK 高山様、八重倉様、進藤様のご紹介

まずは今回のインタビューにご参加くださった方の簡単な自己紹介から。

高山様

2007年首都圏コンピュータ技術者(現:PE-BANK)入社。関西営業所、西日本統括、全国統括マネージャー、

取締役営業部長、ビジネスプロモーション部部長等を経て、2019年1月より常務取締役就任。

八重倉様

PE-BANKに入社して8年目、現在は東京エリアでマネージャーを担当。

進藤様

ビジネスプロモーション部所属。JTUGとの窓口も担当。

PE-BANK様の会社紹介

PE-BANK様の会社の概要や事業内容についてお伺いしました。

フリーランスの社会的地位向上ミッションとするPE-BANK様

JTUG事務局(以下、事務局):PE-BANK様の会社概要や事業内容について教えていただけますでしょうか?

高山:現在、フリーランス(個人事業主)として働くITエンジニアが約20万人~25万人いると言われており、PE-BANKではそういったフリーランスの方を対象としたお仕事のご支援をしています。
PE-BANKの特徴としては単なるお仕事のご紹介に留まらず、フリーランスの方に寄り添ってその方のキャリアパスを総合的に考慮して、ベストな案件をご案内していくことと心がけています。
契約金額の交渉も実施しているし、稼働後のフォローアップにも力を入れています。
また、現状の仕事だけでなく、フリーランスの方にとっての中長期的なキャリアップや、人的ネットワークの構築も重要だと考えており、イベントを開催したりコミュニティの立ち上げ支援も行っています。

高山:PE-BANKの前身は平成元年 (1989年) に協同組合 (首都圏コンピュータ技術者協同組合) という形でスタートしています。当時はまだ「フリーランス」という言葉が無く、個人事業主が法人と直接契約するのが難しい時代でした。そこで組合で仕事を請けるという仕組みが全国各地に広がっていきました。1,000名を超える規模になった段階で運営のしやすさを考慮し2007年に株式会社へ組織変更し「首都圏コンピュータ技術者株式会社」という形となりました。
その後も積極的に拠点を展開し、2015年にはグループのホールディングス化に伴い社名を「PE-BANK」に変更いたしました。PEはプロエンジニア、BANKは基盤という意味でプロエンジニアの基盤という思いを込めています。

現在は北海道から九州まで支店が7つ、本社は泉岳寺にあり、それ以外にも横浜や姫路に京都、北九州と全国12拠点に展開しております。当社の基準をクリアーし当社と契約しているフリーランス(個人事業主)をプロエンジニアと言いますが、現在全国で3,300名ほど在籍しております。そのうち毎月約2,300名が稼働しており稼働率も高めです。

当社所属のフリーランス(個人事業主)はいわゆる登録型ではございません。所属へのご希望があればお1人ずつご面談をさせて頂きまして保有スキル、希望の報酬額、キャリアプラン、当社の理念や制度へのご理解の確認などを行います。その後、クライアント様との契約が成立した時点でプロエンジニアとして当社所属になります。Web上のプラットホームで登録から案件紹介、ご契約までをシンプルにする方法もありますが対面でのコミュニケーションが大切だと考えており敢えてこのような仕組みを取り入れております。

事務局:どういった人材の方が多いのでしょうか?

高山:ITエンジニアの種別としてはSE/PGや業務系、Web系のエンジニアの方がボリュームゾーンになります。
ただ中にはIT戦略や構想策定などのコンサルティングを担当されている方やプロジェクトをマネージメントされるような方もいらっしゃいます。
最近ではネット系やデータサイエンス、Python等の人材も増えてきています。

フリーランスの方のご支援

事務局:フリーランスの方のキャリアパスも踏まえてのご提案とのお話もありましたが、キャリアパスやコミュニティ等の支援はどのようなことをされているのでしょうか?

高山:キャリアパスについてはご本人がどのようになりたいかを一緒に考えていくことが重要だと考えています。PE-BANKでは一人の営業マンが仕事の紹介から契約後の稼働支援まで一気通貫で担当しています。例えば単価の高い仕事を安易に選択するのではなく、中長期のキャリアや経験を踏まえて別の案件をご紹介する等して、フリーランスの方の市場価値を高めるお手伝いをしています。

高山:また登録頂いているプロエンジニアに向けてスキルアップや横の繋がりが持てるよう全社をあげて大きく2つのイベントに取り組んでいます。
一つは大体6月頃に実施しているアカデミックなイベントで、著名人にお越しいただきプロエンジニアの方が学びになる機会をつくっています。もう一つはレクリエーション的なイベントになっており、毎年12月頃に開催しております。我々PE-BANKとの懇親だけではなくエンジニア同士、横の繋がりが持てる機会になります。この他、営業所毎に現地のエンジニアさんの意見を聞きながら多彩なイベントを設けて繋がりの場を大切にしています。

地方と都市部での違い

事務局:フリーランスや個人事業主という働き方に関しては地域の差はあるのでしょうか?

八重倉:個人事業主という働き方の理解は都市部が進んでおり、地方のほうが少し遅れている部分があります。一方で地方の特徴として(フリーランスの方のPE-BANKに対しての)帰属意識が強いという特徴もあります。都市部は複数の競合他社があることも影響しているかもしれないが、帰属意識という観点では遅れをとっているように感じます。

副業

事務局:副業でエンジニアをされている方もいらっしゃるのでしょうか?

八重倉:実体としてはそれほど多くなく、全体の3~4%程度と考えられます。
母数はある程度いらっしゃると思うが、週2~週3の仕事やパートタイムの仕事の供給があまり高くないように思われます。

男女比

事務局:フリーランスの方の男女の比率というのはどれくらいなのでしょうか?やはり男性が多いのでしょうか?

八重倉:8割くらいは男性ですが、最近は20~30代のフリーランスの女性の方も徐々に増えてきています。副業や産休明けの方に対してもまだこれから力を入れていきたいと考えています。

進藤:一方でフリーランスだからこそ女性が働きやすいという見方もあります。例えば家庭の都合等で正社員という働き方ではどうしても制約が出てきてしまうそんな時フリーランスという働き方であればフィットしやすくなります。男女限らず自分で選択肢を持てるフリーランスという働き方は、今後もっと広く認知されて欲しいと思っています。

フリーランスになる方の背景やきっかけ

事務局:フリーランスや個人事業主になる方はどういった背景でなる方が多いのでしょうか?

八重倉:きっかけは人それぞれで報酬面が理由の方もいらっしゃいます。やりたいことをしたい、という方も非常に多いです。例えば開発がやりたいけれど企業に所属する会社員だとずっと 開発を続けたり、特定の技術領域の深堀が難しいという背景でフリーランスになる方がいらっしゃいます。
最近の傾向としてはフリーランスが世の中に受け入れられてきたこともあり、年齢層が若年化してきており、増加傾向にあります。
フリーランスの方には技術力の高さや即戦力かどうかということが求められています。
それに加えて、お客様からは案件について本気で考えてくれる人がいいと言われるようになってきています。一緒にサービスを大きくできるような要望が増えてきており、技術力だけでなくお客様志向で考えられるITエンジニアが求められてきています。

JTUG スポンサーになった理由とJTUGへの期待

Tableauやデータ、JTUGとの関係性やスポンサーになった理由をお伺いしました。

Tableau やデータとPE-BANK様との関係性

事務局:Tableau やデータとの関係性についてもお伺いできますでしょうか?

八重倉:営業をやっていて感じるのは、ここ数年で社内のデータをどうにかしたい、というオーダーを頂く機会が増えてきています。結果としてPE-BANKとしてもデータやBI系のエンジニアの方にご活躍頂く機会が増加しつつあります。今後はある程度スキームを決めてお客様の課題に対しても対応できるような状況を目指していきたいと考えております。

PE-BANK様がJTUGゴールドスポンサーになった理由

事務局:データ関係の案件も最近は増加傾向にあるとのことでしたが、なぜJTUGのスポンサーをご検討頂くこととなったのでしょうか?

進藤:PE-BANKの経営理念として「ITエンジニアの働く環境を整える」、「フリーランスの社会的地位向上」を掲げています。ただ残念ながらフリーランスに対してはまだ十分に認知、理解されていないという背景もあります。働き方・生き方には選択肢があることや、PE-BANKというエンジニアを応援する会社があるということを知っていただきく、エンジニアコミュニティに参加・支援することで少しでも理解を得られればと思っております。

高山:以前はフリーランスになるというと、出家するくらいの覚悟が必要な時代もありましたが、最近は職業観そのものが変わってきています。ある時はフリーランス、またある時は会社員という形で所属よりも「何をするか?」がポイントに変わってきていると感じています。
そんな中、エンジニアやエンジニアの方と一緒に協業されるビジネスユーザーの方も含めて、ITフリーランスの認知を広げていきたいと考えています。

JTUGへの期待

事務局:PE-BANK様から見てJTUGへ期待されていることはどのようなことでしょうか?

高山:JTUGにはエンジニア以外の方もいらっしゃると思いますが、今の働き方や環境以外にも選択肢があることを知っていただければ幸いです。

進藤:近年は増えてきましたが、まだまだ他のスキルと比較しますとTableau案件やBI専門のエンジニアが多い訳ではありませんので、今回を機会に拡充していきたいと考えています。

本記事を読んでくださっている方へのメッセージ

事務局:最後に本記事を読んでくださっている方へのメッセージをお願いできますでしょうか?

高山:JTUGに携わっている方も本記事を読んでくださっている方も、「フリーランス」をキャリアを考えるにあたっての選択肢に含めていただき、長い人生の中のひとコマとして考えていただければ幸いです。

八重倉:エンジニアに限らずスキルを身につけることはとても重要です。
ぜひ前向きに色々なことにチャレンジしていただければと思います。

事務局:PE-BANK様のミッションやJTUGに対する思いを理解できました。

高山様、八重倉様、進藤様、改めてありがとうございました!

参考情報

・PE-BANK様総合サイト
https://pe-bank.co.jp/

・PE-BANK様案件紹介サイト
https://pe-bank.jp/

・PE-BANK様Instagram
https://www.instagram.com/pebank.promotion/

・PE-BANK CM 「エンジニア成功の方程式」篇
https://youtu.be/LT-thYQHSpo

・エンジニア人材の採用に困っている方必見!ITフリーランス専門エージェントPE-BANK
https://youtu.be/h5nMbF8O4-8

・2022/09/20 PE-BANK様 × アゼスト様~2社合同JTUGスポンサー会~ JTUGRadioNight #52
https://youtu.be/HbVPBbr29cM

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