皆さんこんにちは、truestarの野口と申します。
今回は技研商事インターナショナル様と弊社で共同開発を進めている、
GPSデータや地理統計データを可視化したTableauをご紹介いたします。
この記事でお伝えする内容
取り組みの目的
GPSデータや地理統計データは有償・無償含め数多くありますが、
データの扱いの難しさや、Tableauでの活用事例が少ないこともあり、
一部のGISユーザーやデータサイエンティストの利用にとどまっているのが現状だと感じています。
その現状を変え、より多くの方にこれらのデータを使っていただけるよう本取り組みを進めております。
事例①エリアポテンシャル
こちらの画面は、飲食チェーン店やスーパーなどの小売業が想定ユーザーの画面です。
画面左側の地図の青色が自社店舗の商圏、灰色が競合店舗の商圏で、
右側のグラフ群で自社商圏と競合商圏の人口構成比の違いや、
商圏内の居住性特性（c-japan）の違いを確認することができます。
自社店舗同士の比較も可能です。
その他Market Analyzerから抽出した人口統計データを使用しております。
ユースケース
こちらの画面は、自社店舗と競合or自社の他店舗と商圏属性を比較し、
品揃えや施策の検討を行うという用途を想定しています。
SVや店舗担当者レベルで活用可能な画面になっております。
事例➁GPS×人口統計データ
こちらも①と同様、飲食チェーン店やスーパーなどの小売業が想定ユーザーの画面です。
左側のカラフルな地図はGPSデータ（kddi location analyzerから取得）と人口統計データをかけあわせた数値を元に色付けをしています。
GPSデータではどの地域からどのくらいの人が店舗へ来訪しているかがわかります。
これを各地域の人口データとかけあわせ、下の画像のように、
人口が多いのに来訪者数が少ない地域は濃い赤色になるといった可視化をしています。
また、マップをクリックしていくと、画面右側の商圏内情報がクリックした地域の情報に絞られます。
ユースケース
こちらの画面は地域のポテンシャルと比較して、来客が取れているor取れていない地域を判別し、
どの地域に販促をかけていくかを検討できます。
例えば、ポスティングを行う地域を選ぶのに役立つと考えられます。
また２期間での比較を行い、販促効果の測定を行うといった用途も考えられます。
おわりに
事例についてはわかったけど、データがないよ、、という方もいらっしゃると思います。
技研商事インターナショナル様のデータをご紹介することはもちろん、
無料で使えるPrepper open data bankという弊社サービスもございます。
とりあえず、やってみたいという気持ち一つでお声がけいただければ全力でサポートいたします！
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