【初心者向け】〜そもそもTableau(タブロー)ってなに?タブローの中の人にゆるく聞いてみた〜

そもそもTableau(タブロー)ってなに?

Tableau(タブロー)の公式ホームページでは以下のように記載されています。

モダン BI の市場で選ばれている Tableau の分析プラットフォームは、データの探索と管理を簡単に行えるようにし、企業や世界を変革する可能性があるインサイトを迅速に見出して共有することができます。(中略) Tableau は、接続からコラボレーションまでをスムーズに行える、最も強力でセキュアかつ柔軟な、エンドツーエンドの分析プラットフォームです。

https://www.tableau.com/ja-jp/why-tableau/what-is-tableau

では、BIとはなんでしょうか。 こちらもTableau(タブロー)の公式ホームページに記載されています。

BI(ビジネスインテリジェンス)とは、ビジネス分析やデータマイニング、データビジュアライゼーション、データツールやインフラストラクチャ、またベストプラクティスなどを組み合わせて、組織がよりデータに基づいた意思決定を行えるように支援することです。

https://www.tableau.com/ja-jp/learn/articles/business-intelligence

つまり、あなたが見ている目の前の、もしくはまだ見えていない世界をデータで変革していくための手助けをする最強のツール、それがTableauということです。

Tableau(タブロー)の中の人にゆるく聞いてみた

では、もう少しタブローについて知りたいので”タブローの中の人 Bさん”に聞いてみましょう。

BI(ビジネスインテリジェンス)×Tableau(タブロー)

インタビュアー:まずはBI(ビジネスインテリジェンス)とは何でしょうか?

タブローの中の人 Bさん(以下、タブ中Bさん):タブローであっても、他のBIツールであっても、勘と根性の意思決定を無くすものだと思っています。ファクトに基づいて、根拠を持ってビジネスの舵取りを可能にするものだと。

タブ中Bさん:良くも悪くも非常に自由度が高い製品であると思います。故の難しさと面白さがあります。

インタビュアー:では、”タブ中Bさん”から見たタブローって何でしょうか?

インタビュアー:難しさと面白さ、、、ですか?

タブ中Bさん:秘めている可能性がものすごく大きい、面白い製品だと思っています。

インタビュアー:面白さってどのようなところに感じますか?

タブ中Bさん:やはり使える範囲が限りなく広いところですね。

インタビュアー:なるほど。どのような方々が使っているのでしょうか。

タブ中Bさん:どのような人というのは、ないですね。全員が使えます。誰でも使えますし、誰でも使っています。

インタビュアー:誰でも使える操作感、デザインになっているということでしょうか?

タブ中Bさん:操作性はかなりタブローは意識していると思います。どのようなレベル感のユーザーでも使えるように、という部分はタブローが一番意識しているところだと思います。あとは、タブローの導入のされ方についてです。この点については現在の3種類のライセンスに密接に関わる部分かと思いますが、タブローって単純に導入するだけではなく、それを介してどういった人材に対してどのようなデータを活用して欲しいかというような、その会社の人材計画においてもすごく強みを持っていると思うんですね。故に3つのロール、Creator、Explorer、Viewerに分れており、誰がどこまでの役割を担って、どれくらいのデータ活用を行なっていくか、というふうに戦略を立てることができるようになっているんです。

CreatorExplorerViewer
データの準備、ダッシュボード作成、共有など共有されたデータ、ダッシュボードをさらに自身でドリルダウン分析リアルタイムで更新されるデータに基づいてアクション、コミュニケーション

インタビュアー:では具体的にタブローって何ができるのでしょうか?

タブ中Bさん:具体的にわかりやすいのは、営業組織の例だと思うんですが、例えば、(一般的に)営業チームに営業企画の方って一人はいると思うのですが、そういった方々って、やはり営業のテリトリー分けや計画を立てたりなど、膨大なお客様のCRMデータなどを持ってきてガリガリ分析することが多いんですね。そのような方々は、パワーユーザーとしてCreatorが当てはまります。まさに網羅的にデータを活用して営業組織を舵取りする人たちです。それを踏まえて、データが準備できた後(データドリブンに営業を回していく体制が整った後)、そのデータを受け取って消費する方々がいます。営業組織の中にA、B、Cとチームが分かれていた場合、それぞれ抱える目標や目的が異なりますが、まずチームリーダーがデータを受け取り、さらに自分たちが目指すべきところをどんどんドリルダウンしていく、いわゆるアドホックにデータ分析をしていくフェーズになります。それがタブローのライセンス(または役割)に置き換えるとExplorerに当てはまります。そして、「自分のテリトリーを分析したい」や「週報を書いている」などは現場の営業さんですよね。彼ら、彼女らは商品を売ってきなさいというミッションを与えられており、(時間を割いて)分析作業なんてできるわけないんです。ただ、自分の今の進捗であったり、次にどのお客様にアプローチをしなければならないか、営業戦略を立てるのか、はたまたそれらを上司に報告するときにも面倒な作業が伴うわけです。1時間かけて週報書くなんてやってられないので、そのような方々はデータを受け取り、閲覧し、あとはレポーティング作業を回していくためのViewerが当てはまります。従来のやり方ではなく、タブローで今風、そしてスピーディに仕事をしていきましょうということです。

魔法ようなツール

インタビュアー:実際に業務でタブローを使っていて良かった点はありますか?

タブ中Bさん:楽しさはあると思うんですよね、タブローって。魔法的だなと思えるのが、やっぱり操作性がユーザーフレンドリーな部分があるのでデータさえあれば結構なんでもできてしまう。自由度が高い!それに加えてデータを使って仕事を回そうってある程度の興味を惹きつける力があったなと個人的な感想としてあるんですね。最初は本当に「こんなの何が良いのか」と思っていたんですよ、正直なところ(笑)でも、実際に少しづつ自分で理解しながら、新しい何かが見えるんじゃないかと、操作しているうちにデータをちゃんと使おうというマインドを作らせてくれる。今まで同じものを別のツールで受け取っても何もわからなかったけど、タブローを介したところで営業で役立つ値や気づきがすごい得られたなと使っていてすごく感じたところなので、興味を惹きつけ、それを持続させてくれる。それがタブローには備わっている。一種の魔法だなと。(笑)

Tableau(タブロー)のコミュニティについて

インタビュアー:タブローのコミュニティって外から見るとなかなか入りづらいなという印象があるのですがいかがでしょうか?

タブ中Bさん:ユーザー会にも参加しているのですが、ユーザー会に来る人ってコテコテのタブローユーザーからユーザーですらない人も来るんです。結局、ユーザー会の何が良いかというとレベル感は実際に問わない。例えば、同じ業界、同じ部署っていうところで同じ土俵の上で情報交換ができる、ネットワーキングができる場なんです。みんな、こんなことやりたいって言うけど、他社の知見も欲しいなってところをタブローという一つの製品が繋いでいる。いろんな人が来て、交流している場、それがタブローのコミュニティなんですよ。

最後に

Tableau(タブロー)を使うことが面白くて、とにかく魔法みたいなツールだということが少し理解できたような気がします。皆さんはいかがでしょうか?

タブ中Bさん曰く、知人からTableau(タブロー)を使ってマンション購入を勧められたそうです(笑)そんなこともあるみたいです。

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