第17回 Tabjoイベントレポート│みんなでTableau資格に挑戦！

こちらは2018/12/05(水)19:00〜21:30に開催された第17回 Tableau女子会（現Tabjo）のイベントレポートを主催者の許可を得て転載したものです。転載にあたり、JTUGにより追記・編集を行っています。

この記事でお伝えする内容

1 2018年のTabjoの活動
2 Tableau認定資格の概要
3 受験方法
4 試験突破のポイントは？
5 Tableau資格は一味違う
6 Tabjo恒例のおいしくてカワイイお食事
7 Tabjoの今後
8 関連リンク

2018年のTabjoの活動

2018年は資格取得に向けて、視覚的に表現されたデータを読み解き、データの構造を理解した上でダッシュボードを作成する。と、段階を踏んで技術レベルを上げ、実務に使えるように活動してきました。

今年最後の開催となる今回はいよいよ開催の呼び声高かった「Tableau Qualified Associate（現・Tableau Certified Associate）資格に挑戦する」ためにどんな試験形式なのか、資格を獲得したらどうなるのか等、一部ハンズオンを交えつつ学びました。

今回は50名の女性Tableauユーザーが駆けつけてくださり、Tableauの資格への関心の高さがうかがえました。

Tableauの認定資格を取得しようと
GINZA SIXのTableau Japanオフィスに集結する意欲的なTableau女性ユーザーのみなさん

Tableau認定資格の概要

Tableau認定資格には、DesktopとServerのそれぞれに、中級（Qualified Associate）と上級（Certified Professional）の試験があります。
中級試験は言語を選択できますので、日本語で受験が可能。但し、上級試験は日本語受験ができません。

Tableauを使いこなしているからと、いきなり上級資格から受験することはできません。上級試験に挑戦するためには中級資格に合格する必要があります。

※2018年当時の情報。現在、中級資格は「Certified Associate」に名称が変わり、「Tableau Desktop Specialist」という初級資格が存在しています。最新の情報はTableau認定資格ページを参照してください。

受験方法

受験は当日の試験も含めてすべてオンラインで完結します。申込み後、Loyalistというオンライン試験受験システムの画面で試験日程を決め、全て完了すると、メールで環境確認等の案内が届きます。

試験はカメラ付のPCで試験環境にリモートログインして、オンラインで受験
カメラ越しに監督する試験官（Proctor）は全て外国人のため簡単な英語での受け答えが必要（カタコトでOK）
ビデオカメラで受験者を監督するので、周囲が騒がしかったり、ごちゃごちゃしているとカンニングを疑われるなんてこともあるようなので、ご注意を
外国人にもわかる顔写真付証明書としてパスポートが必要
試験には90分の時間制限あり

Tableau Conferenceでも資格試験を受験出来ますが、現時点では開催時期が未定。Serverの上級（Certified Professional）試験のみ、Tableauのシアトル本社で7時間缶詰状態で受験になります。

ちなみに最近、Desktopの初級試験がリリースされ、今なら50%オフの値段で受験が可能！…なのですが、英語になります（日本語版は来年1月以降に出る予定だそうです）

※2018年当時の情報。初級資格「Tableau Desktop Specialist」は日本語化されており、セール期間は終了しています。試験官や身分証の情報は現在は異なるかもしれません。

試験突破のポイントは？

試験は知識問題と実際にTableauを操作して回答するハンズオンとの２部構成となっており、実務で使えるかどうかを問う構成になっています。

試験ガイドを熟読し、サンプル問題を解いて出題形式や傾向を把握しておきましょう
試験中はTableauを使って回答でき、すべてを丸暗記しなくても解くことができます。いつも使っていれば突破できます
Tableauならではの専門用語など基本的な機能の名称はおさえておきましょう（グループ、ブレンドなど。機能を使いこなしているのに呼び方を知らなくて落ちた人もいます…）
普段から様々な機能を使い、しっかりと身につけて多様なシーンに対応できるかという応用力が問われます。リファレンスラインやマップなど自分が普段の業務で使っていない機能があればしっかり確認しましょう
知識問題は数も多くなく、点数も低めですが、後半のハンズオン問題は配点が高く、１問でも失点するど合否に大きく響くので、最初の知識問題はできるだけミスらず手堅く獲得しておきたいところです
試験中はわからない部分をインターネットで検索することができます。ただし全て調べていたら時間が足りないので、調べながら解けるのは数問と考えておいた方が良いでしょう。中級試験の場合、問題は日本語なので翻訳は必要ありません。
Excelや電卓は使用不可です（Tableauの試験なので、Tableauを使って計算しましょう…）

自信もついて、普段使いにおいても瞬発力がつくのでDesktopの試験から受験するのがおススメです。

Tableau資格は一味違う

世の中には様々な認定資格がありますが、Tableau認定資格は、現場で実践的にどれだけ使えるかをポイントにしています。ツール系の資格試験にありがちな重箱の隅をつつく系の問題とは一味違います。
合格すると現場で様々な機能を駆使してTableauを活用できるスキルを持っていることを合格者自身が強く実感することができます。

ちなみに上級（Certified Professional）試験に合格すると、Tableau認定資格ディレクトリに掲載されたり、水筒等の特殊なグッズがもらえたり。転職のオファーがきたり、周囲から褒められたり等、取ったら人生が変わる（！）のだとか。これを機に、皆さんも一緒に資格獲得を目指しませんか？

▼こちらが、噂の水筒！