2024年9月26日、初心者相談室とTabもく会を合わせたTableau tuneup Vol.6をオンラインで開催しました。今回は、「オリンピックのデータを使ってVizを作ってみよう!(初心者用にオリジナル問題もあるよ!)」をテーマに、Tableauスキルを向上したい方や勉強仲間がほしい方4名、Doctorとしてお招きした方5名、運営メンバー6名の合計15名での実施となりました!
この記事でお伝えする内容
どんな形で行われたの?
まずは、運営より挨拶と今回の流れを説明しました。
今回は、全員が”わいわい部屋希望”ということもあり、まずは一部屋で全員でわいわいしながら実施しました。
進めていく間に、「初心者用のオリジナル問題」をする方と「オリンピックのデータを使ってVizを作成」をする方で話す内容が分かれてきたので、2つの部屋に分かれることになりました。
初心者用のオリジナル問題チーム
vol.4で使用したオリジナル問題を、参加者メンバー全員で一緒に解いていきました。
初心者の方が画面を共有して操作をして、不明点・疑問点を都度Doctorが説明していく形で各設問を解いていきました。最後に勉強方法についてディスカッションがありました。
オリンピックのデータを使ってVizを作成チーム
今回のテーマである「オリンピックのデータ(Tableau publicサンプルデータページのスポーツ-夏季オリンピック大会のメダル獲得者のデータセット)」の中身の確認をしました。
夏季オリンピック大会のメダル獲得者のデータセットである「Summer_Olympic_medallists_1896-2008.xlsx」は、6つのシートで構成されており、その内の2つが1シートに複数の表がありました。
例えば、Summer_Olympic_medallists_1896-2008.xlsxの「COUNTRY TOTALS」シートには、4つの表がありました。人が見るための形式で、読み込みには不向きです。
- A~D列の142行目は国ごとの合計メダル数
- A~D列の146行目から286行目は国ごとの金銀銅のメダル数
- F~K列は1896~2008年ごとのイギリス、USSR(ソ連邦)、ロシア、中国のメダル数
- M~R列も1896~2008年ごとのイギリス、USSR(ソ連邦)、ロシア、中国のメダル数
Tableau Desktopの「データインタープリター」を使って読み込める形にしました。(データーインタプリターの詳しい説明はこちら。)
- データーインタプリターをチェックします。
- チェックすると、Tableauが表と解釈したものを表示します。
- 使用する表をキャンバスにドラックします。
データをデータインタープリターで綺麗にし、データを結合した後の検証をしていきました。もくもくタイムの8割は、「データの中身の確認とデータの整理」でした。こちらのチームでも最後に勉強方法についてのディスカッションがありました。
Tableauの勉強方法
もくもく終了後、全員が集まってから、どちらのチームでも話があった初心者向け勉強法について続いて話題になりました。「まず何でもいいので入門用の書籍をやってみる。現在業務で使っているBIツールでやっていることをTableauで置き換えてみる。実戦でやってみるのが強い。どの勉強でもそうだが3カ月やっていくとそれらが繋がっていく。」「今はchatGPTに聞くとまともなことが返ってくる。chatGPTを勉強の効率化に使うのがお勧め。chatGPTに聞くのは恥ずかしくない」といった話がありました。
紹介された教材は以下になります。
- 書籍「Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック 第3版 ~データ加工からダッシュボード作成まで~」(Tableauの使い方)
- Udemy「データサイエンティストを目指す人のための『ゼロからの Tableau 入門』」
- note「#1日1Tableau 1年続けてみたまとめ」
- DATA Saber 公式サイト「DataSaber」
- 書籍「データビジュアライゼーションの教科書」(デザインについて)
次回はいつ?
「Tableau tuneup Vol.7」は2024年10月21日(月)に開催予定です!
Vol.1~6を踏まえてブラッシュアップし、更にパワーアップした形で開催できるよう絶賛検討中です!
詳細が決まり次第TECHPLAYのイベントページにてお知らせするので、要チェックです✨️