みなさま、こんにちは。スポンサーチームのtomoです。
JTUGプラチナスポンサー（2023年度）である「株式会社PE-BANK」。今回は永田様、進藤様にインタビューさせていただきました。フリーランスの世界でのTableau人材の価値や、今後必要とされる人材や業界とは？などフリーランス業界の最前線から、たくさんお話しいただきました！
これからフリーランスや副業などをお考えの方にとても有益な記事となっております。ぜひご一読ください。
インタビュー中の進藤様（上）
JTUG総会2023、能楽堂で登壇された際の永田様（左）
この記事でお伝えする内容
所属している人材について
JTUG: それでは、本日はPE-BANKの皆さんにインタビューさせていただきます。まずは、PE-BANKに所属している人材について教えていただけますか？
PE-BANK: はい。弊社では主に業務システムの開発に携わるエンジニアが多く、日本国内の製造業に関連するシステムや製品管理、販売管理などの業務を担当しています。最近では、若手からシニア層まで、フリーランスとして活動する方が増えています。
フリーランスになることのメリット
JTUG: フリーランスになることのメリットについても教えていただけますか？
PE-BANK: メリットとしては、様々な企業のやり方やノウハウを学び、キャリアアップが期待できることです。特にBI系のエンジニアにとっては、多様な企業を経験できるのが大きな利点です。また、フリーランスは収入面でのメリットも大きく、市場の需要も高まっています。
JTUG: 収入に関してもう少し詳しく教えていただけますか？
PE-BANK: 当社で活躍しているフリーランスの方は、平均して年収700万円以上を得ています。これは、業界平均と比較しても高い水準です。また、フリーランスはプロジェクトを選べる自由があり、自分のキャリアパスに応じた仕事が可能です。
JTUG: 自分で仕事を選べることは、どのような影響を与えると思いますか？
PE-BANK: 自分のキャリアに合った仕事を選べることは、10年後、20年後の自己実現につながります。フリーランスは、自分のスキルを積極的に磨く機会が多く、自己評価を高めることができます。
JTUG: 最近、ジョブ型の働き方や専門性を生かした働き方が注目されていますが、フリーランスの方々はどのように感じていますか？
PE-BANK: フリーランスは元々、専門性を活かしたいという思いで契約を結んでいます。特に、勤務時間の自由度は大きなメリットです。多くのエンジニアからは、企業勤めの時とは異なり、時間の制約が少ないことが好評です。
JTUG: 時間制約が少ないのは魅力ですね。小さなお子様や介護、通院などプライベートと両立できるのは大変メリットですね。
PE-BANK: フリーランスには多様な形があります。例えば、クリエイティブ関連の仕事をしている方は、自分の時間でコントロールしながら仕事を進めることが多いです。一方で、IT分野などでは顧客の業務時間に合わせた作業が求められることもありますが、契約の形で柔軟に対応しています。これにより、時間の縛りにとらわれず、質の高い仕事を提供することが可能です。
JTUG: リモートワークなど、場所の自由度もメリットですね。
PE-BANK: リモートワークを活用して、通勤時間が削減された分を自己啓発やスキルアップに当てることが可能です。また、特定の曜日を休みにして趣味や他の活動に時間を使うこともできます。フリーランスの柔軟な働き方が、多様なライフスタイルをサポートしています。
フリーランスの方へのサポート
JTUG: 御社はフリーランスのサポートにおいてどのような役割を果たしているのでしょうか？
PE-BANK: 我々はエージェントとして、フリーランスのニーズとお客様の要望を調整する役割を担っています。事前にしっかりとした契約を結び、お互いの期待を明確にしておくことで、問題なく協力していくことが可能です。また、単価交渉においても、フリーランスの立場を守りながら、適切な報酬を確保する支援を行っています。
JTUG: エージェントを利用するメリットについて教えてください。
PE-BANK: フリーランス、特に新しく始める方々は、単価や市場の相場を理解していないことが多く、それがデメリットになることがあります。しかし、エージェントを利用することで、そのような不安を解消し、フェアな価格設定で仕事を進めることができます。
JTUG: なるほど。不当な単価や逆に要求し過ぎてしまうことなどを防止することができますね。
PE-BANK: エージェントとしては、エンジニアだけでなく、フリーランスとして働くすべての専門家に対して、市場情報や適切な価格設定を提供することが重要です。これにより、彼らが自分の価値を正しく評価し、維持するのを支援しています。
フリーランスになることの デメリット
JTUG: では、フリーランスとして働く際のデメリットはありますか？
PE-BANK: はい、フリーランスの最大のデメリットは、安定性の欠如と見なされがちですが、現代の仕事環境では、そのような不安定さは減少しています。ただし、自分自身でスキルアップを図り、常に市場に適応する努力が必要です。また、フリーランスでは、会社が提供する研修のような機会が少ないため、自己学習と自己管理が非常に重要になります。
PE-BANK: フリーランスは、仕事のペースやスケジュールを自分でコントロールする必要があります。これは大きな自由ですが、その自由を管理することがストレスになることもあります。特に、休みたい時に自分でスイッチを入れる必要があるため、自己管理の責任は大きく、そのプレッシャーは時間が経つにつれて報われることになりますが、継続的な努力が必要です。
JTUG:なるほど。自己管理ができること、というのがフリーランスになる上で重要なポイントなのですね。
BI人材の市場での需要動向
JTUG: BI系の人材への市場の需要はどのように変化していますか？
PE-BANK: 最近、BI系のエンジニアの需要が増えています。これらのエンジニアは、単にデータを可視化するだけでなく、そのデータをビジネス上のアクションに変換する能力を持っています。ディレクション能力が高い方は特に高単価で多くのプロジェクトに関わる機会があります。
JTUG: 統計やデータ分析のその他のスキルはどのように市場で評価されていますか？
PE-BANK: 統計のスキルは、特に需要が高まっています。学校で学んでいなくても、前職での経験があれば十分です。我々はそういったスキルを持つ方々を求めていますので、興味があればぜひ挑戦していただきたいです。
JTUG: 現在のエンジニアに求められる+ アルファのスキルは何ですか？
PE-BANK: 技術的なスキルだけでなく、経営や業務のビジネス面を理解していることが重要です。特に、製造業など特定の産業のバックグラウンドを持ち、それにBIの知識を組み合わせることができる人材は非常に重宝されています。
フリーランスの年齢
JTUG: フリーランスとしてのキャリアに年齢制限はありますか？
PE-BANK: 具体的な年齢制限はありませんが、市場の現状として60歳を超えると案件の数が減る傾向にあります。しかし、50代後半から信頼を築き上げている方々は、60代でも活躍しています。早い段階からフリーランスとして実績を積むことが、後のキャリアに大きく影響します。
JTUG:なるほど。５０代のうちから実績や信頼を積み上げておくことにより、６０代になってからもオファーが来るよう早めに土台を固めておくことも人生設計で重要ですね。
最後に
JTUG: 本日のインタビューはこれで終わりになりますが、最後に何か追加でお話しいただきたいことはありますか？
PE-BANK: はい、フリーランスという言葉が広まっていますが、インターネット上の情報だけではなく、専門家の意見を聞くことも非常に大切です。私たちは、フリーランスに限らず、皆さんのキャリアパスを考える際に役立つ実態情報を提供できると思います。気軽にご相談いただければと思います。
JTUG:本日はありがとうございました。気になった方はぜひPE-BANK様にコンタクトとっていただき、ご相談ください。
PE-BANK様Webサイト
(2023年度スポンサー特典）
